本講座の目的はホラリー占星術の実践に必要な基礎知識を習得し、事例や実占から判断方法を学ぶことです。
更新とお知らせ
24-05-09 お申込み期間を終了しました
24-04-24 お申込み受付を開始しました
24-04-18 質問と答え「決済方法」「モダン占星術との違い」を更新しました
24-03-20 質問と答えを更新しました
お申込み方法
お申込み期間:4月24日(水)〜 5月8日(水)23:59
費用:95,000円(税込)
受講に必要な知識
・12サインとシンボルマーク
・7天体と12サインのルーラーシップ関係
・その他の古典占星術で必要な事柄は講座でお伝えします。
受講に必要なソフトウェア例
・Astro Gold、Janus、iPhemeris、SolarFire、Kepler、Morinus(無料)、Astrolog(無料)など
・上記に準ずるスタンドアローン型でデータ保存ができる、iOS/Android/Mac/PC上で動作するアプリケーション
詳細
・日程:月2回 水曜日 5/22(13時), 5/29(20時), 6/12(13時), 6/26(20時), 7/10(13時), 7/24(20時), 8/7(13時)
・時間:2時間(13:00 – 15:00 / 20:00 – 22:00 各回交互に昼/夜開催を繰り返します)
・課題:あり(合格ラインの提示はありますが、課題に不合格はありません)
・受講:ZOOM配信
・録画:開講期間中、全アーカイブ視聴可(5月22日〜8月31日)
・連絡:期間中の質問と連絡にGoogleクラスルームを使用します
・個別:個人セッションを1時間受けられます。講座中の疑問解決にご利用ください。
・定員:10名(新規受付)+ 5名(ステップアップ受付*)
* ステップアップ受付:ホラリー実占のとっかかり受講者向けの専用受講枠です(受講者にはメールにて別途連絡いたします)
推奨図書
ホラリー占星術、ホラリー占星術実践ガイド ペトロス・エレフセリアディス著 皆川剛志 訳(太玄社)
クリスチャン・アストロロジー I&II ウィリアム・リリー著 田中要一郎 訳(太玄社)
講座で学ぶ事柄
事前判断からチャートの作り方、最終的なチャート判定まで
・ホラリー占星術の基本原則
・質問を決める
・チャートを描くタイミング
・占断を中止する時
・最初に着目すること
・表示星のとりかた
・惑星の選別
・表示星の力を評価する
・凶意と吉意の測り方
・最終判断〜答えを出す
・記録する
・結果を確認する
「ホラリー実占のとっかかり」の内容に加え、応用力を育む知識と用法を体系的に学びます。
講座で扱う技術的な事柄
・アクシデンタル・ディグニティ
・アスペクトの接近と分離
・アルムーテン
・アンティシャ、コントラ・アンティシャ
・エッセンシャル・ディグニティ(ターム表)
・オーブ、モイエティ
・オリエンタル、オクシデンタル
・コンバスト、カジミ、アンダーザビーム
・生来的表示星(ナチュラル・ルーラー)
・セクト
・ノード
・光の連絡、光の阻害
・ヘイズ、ハルブ
・ボイド時間
・リセプション
・ロット
講座で読む古典的ホラリー事例
ウィリアム・リリー(17世紀)
グイド・ボナッティ(13世紀)
アル・キンディ(9世紀)
質問と答え
Q: ホラリー占星術はモダン占星術(現代占星術)とは違うでしょうか。
A: はい。本ホラリー講座は古典占星術の作法を使います。
モダン占星術の作法とは異なる点がたくさんあります。詳細は無料説明会にてお話します。
Q: 支払い方法で銀行振込は使えますか?
A: はい。次の方法が使えます。
・銀行振込
・クレジットカード
Q: 「ホラリー実占のとっかかり2024」との違いはどの点でしょうか
A: 目的、時間、サポート期間が異なります。下表をご参照ください。
– | 本講座 | ホラリー実占のとっかかり |
---|---|---|
目的 | 基礎知識と判定方法までを学ぶこと | 判定に必要な5ポイントの理解と習得 |
対象 | 入門者から可 | 中級者以上向け |
期間 | 長期受講(4ヶ月) | 短期受講(2週間) |
定員 | あり | なし |
講座回数 | 7回 | 2回 |
講座時間 | 14時間 | 5時間 |
個人セッション | 1回(60分) | なし |
サポート期間 | 4ヶ月 | 1ヶ月 |
A: 申込者数が限られているのは何故でしょう。事前に優先的な予約はできるでしょうか。
Q: 本講座は授業の時間外でのオンライン・サポートがあります。そのため、講師が対応できる人数として新規で10名、ホラリー実占のとっかかりで基礎をおさめた方については5名を上限としています。
なお優先的な予約はできません。申込開始日時を事前にお知らせ致します。
A: 無料説明会を伺ってから考えたいと思っていますが、説明会を申し込んでも大丈夫でしょうか?
Q: もちろんです。こちらからお申込みください。(申込締切 4月23日(火)正午)
Q: 復習は必要ですか?
A: はい必要です。
初めて古典・伝統派の占星術を学ぶ方にとって、前半2回の授業は特に重要です。分かりにくいところは必ず復習と質問をしてください。
Q: 古典ホラリーとモダンホラリーの違いはなんでしょうか。
A: 本講座では七天体、ディグニティ、リセプションに従うことをひとつの線引きとしています。理由はこの三つがモダン占星術で使われていない様式だからです。
でも、厳密な線引きは難しく、古典ホラリーのルールを使用しつつ現代風にアレンジする人もいれば、ルネサンス期のホラリー様式に厳格に従う人など様々です。実際のところは、占星術家によってその定義は異なると考えるのが良いでしょう。
Q: 「ホラリー占星術」(太玄社)にホラリーの目的はYES/NOに答えることと書かれています。それ以外の読み方は出来ないのでしょうか。
A: できます。問題はYES/NOを導くことが、言うほどに簡単ではないということです。また、チャート解釈では多彩な描き方がありますが、YES/NOは誤魔化すことができません。またチャート解釈の基盤になります。もしお客さまに聞かれたら、必ず答えを出さないといけませんし、明瞭に答えられなければ、その他の解釈に耳を傾けてくれることもないでしょう。
Q: 「ホラリー占星術」(太玄社)に書かれていることを理解している必要はあるでしょうか。
A: いいえ。本書だけでは難しいという方に向けた講座でもあります。ですから本をすべて理解している必要はありません。
Q: 古典ホラリーでも冥王星、海王星、天王星を使う人と、そうでない人がいる理由はありますか。
A: 個人の選択によるため、明確な理由を挙げることはできません。
古典ホラリーを用いる際に、自分が土星以遠惑星を使わない理由は、古典伝統派で重要な占断基準のひとつ「肉眼に届く光」を持たないためです。
古典占星術(伝統占星術)で外惑星を使う人は一定数います。たとえば「ホラリー占星術」(太玄社)の著者、ペトロス先生もそのひとりです。でも現代占星術とは大きな違いがひとつだけあります。外惑星を「サインのルーラー」として扱わず、ノード(ドラゴンヘッド/テイル)、恒星、アングル(ASC/DSC/MC/IC)など感受点のひとつとして扱います。たとえば、ペトロス先生は対人関係のホラリーチャートでASC/DSC軸に天王星がある時、ネガティブな表示と述べています。