ホラリー実占のとっかかり2024 第3期

5つのポイントを押さえると、ホラリーチャートは驚くほど明瞭になる

「ホラリー実占のとっかかり」を掴むことを目的とした中級者向けの古典ホラリー講座です
講座の目標は「どこから手をつければいいの?」「どの星を選ぶの?」「どう判断すればいいの?」の疑問を解消することです。

日時:2024年1月20日(土)、1月27日(土)各回150分(休憩時間あり)

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費用:36,000円
形式:オンライン(zoom)またはアーカイブ(視聴期間30日)
復習:Googleクラスルーム 30日間フォロー
予習:「ホラリー超入門〜ホラリーの必須知識」動画(90分)
対象:
・古典ホラリーに挑戦しようとしている方
・独学にプラスして鑑定手順を学びたい方
・古典ホラリー占星術の判断方法に一定のガイドラインがあることを学びたい方

申込:12月10日(日)から

吉凶判断から判定へ〜答えを導く手順

古典ホラリーは吉凶判断を最終判定の道具として使い、質問への答えを導きます。
この段階で直感やイメージ力は不要。
手順に従い惑星達の力や状態で吉凶を読んでいきます。

ここは、モダン占星術、特に心理占星術に親しんだ方からすると
違和感を感じるところかも知れません。
たとえば個人の精神的成長を占う際には吉凶や判定は不要、
あるいは邪魔になることさえあるからです。

ホラリー占星術にも相手の心理状態や、質問を取り巻く状況を読む方法がありますが、
この短期集中授業では「鑑定で質問された内容が成就するか」を導く手順とその習得に集中します。

なぜなら、多くの入門者が最初の段階である「どの星を選ぶのか
また「何を基準に吉凶を読むのか」で迷い、あきらめてしまうからです。
そのため、この授業では受講した全員が「とっかかりを掴む」ことを目標としました。
とっかかりを掴む最良の方法は、チャートが質問の成就を肯定しているかを判別できる様になることです。

「ホラリー実占のとっかかり」で習得する5つのポイント

① 表示星の選択(質問に応じた惑星の選び方)
② 表示星の力の読み方
③ アスペクトと友好度の読み方
④ 障害(凶意)と助力(吉意)の読み方
⑤ 主要表示星と直近アスペクト

5つのポイント完全習得は、以降の独習と実占で必ず強い味方となります。

受講者の声

第1期、第2期(2022年10月、2023年4月)に参加された皆さまの声を紹介します。


講座設計と焦点が明確だったので、安心して受講できました。シンプルな切り分けなので、講座後の反復練習へのハードルが、グンと下がると思いました。
テクニックコレクターでない限り、必要十分な内容だと思います。もし今後、他の要素(今日のアルムーテンや恒星など)も組み入れた次の段階のホラリー講座や、ケースワークなどがあれば、またぜひ参加したいと思っています。ありがとうございました。


説明も資料も非常に分かりやすかったです。
明確に白黒をつけていく判定方法には驚きました。でも正直に言うと、自分には合わない占いだと思いました。
ぐらさんの、矛盾を楽しめる人にしか古典ホラリーとモダン占星術や心理占星術を混ぜるのはお薦めしません、という回答は大切にしたいと思います。


ホラリーはYES/NOの他にも使い方はあるけど、この授業では成就判定にだけ集中すると聞いて安心して受けることができました。事前に見せていただいた「超入門」の動画では、モダンとの違いやホラリーの必須知識がとても役に立ちました。短期間授業だったので習得出来るか心配がありましたが、判断基準が前よりもずっとよく分かるようになりました。続編を楽しみにしています。


ホラリーの基礎を学んだものの勉強会に参加する勇気が出ず、かと言って一人で学ぶのには限界を感じ、基礎知識から実際にチャートを読むまでのところで止まってしまっていました。
今回の講座ではどのように進んで行ったら良いのかがわかり、またチャレンジしてみよう、という気持ちになりました。たくさんあるルールの中でまずはここを、というところを提示していただけてかなり考えやすくなりました。今日の講座でホラリーに尋ねる問いが無くても慣れていく方法を教えていただけたのでやってみたいと思います。続きの講座がありましたらぜひ参加させていただきたいです。
ありがとうございました!


ビデオ視聴できるのでとても助かっています。また、後日に質問ができるのもとてもありがたいです。また、ターンのことも話題にしていただき嬉しかったです。ぐら先生のご意見や他の方のやり方も聞くことができてとても勉強になりました。2日間とも充実した内容で、非常にわかりやすい説明でした。受講して本当に良かったです。続きの講義があればぜひ受講させていただきたいです。ありがとうございました。


実践 実占から学ぶことが多いので、一緒に解き進めてもらえるのは勉強になります。
といっても両日ともアーカイブでしたが…
今更ながら古典伝統的占星術の違いも理解しました。


資料がとても分かりやすかったです。リアル参加できず動画受講になってしまいましたが、discord内のやり取りが濃く嬉しい悲鳴!今はまとまった時間が取れないので、後からじっくり考えます。フォローアップがあるのも嬉しいです。今更ながら古典と伝統的占星術の違いも理解しました。


事例として、お客様からよく相談されそうな質問と、自分でも占いたいこと(いつ届くかは知りたいです)があげられていて、すぐにでも使えそうという気になってしまいました😆
ディグニティはあの男性の写真でとってもイメージしやすかったです🤣。それから、ゲージでの表示も、強弱の捉え方としてのイメージがしやすかったです。
スライドは見やすかったです。資料にも図があって見やすいし、わかりやすくまとまっているので、復習やチャートを読む練習するときに使いやすそうです。
事前の準備講座も含めて、初心者にもわかりやすい授業でした。スタディサプリ並!!
吉星が主要表示星じゃない場合は、例えトラインを組んでいたとしても質問が成就するとは限らない、にかなり衝撃を受けました。。“とっかかり”とはいえ、大事なポイントがぎゅぎゅっと詰まった、「全部テストに出ますー」みたいな授業でとても有意義でした!
ぐら先生どうもありがとうございました😊

受講前の質問と答え


Q: 古典ホラリーとモダンホラリーの違いはなんでしょうか。

A: 本講座では七天体、ディグニティ、リセプションに従うことをひとつの線引きとしています。理由はこの三つがモダン占星術で使われていない様式だからです。

でも、厳密な線引きは難しいです。現代においても、古典ホラリーのルールを使用しつつ現代風にアレンジする人もいれば、ルネサンス期のホラリー様式に厳格に従う人など様々です。実際のところは、占星術家によってその定義は異なると考えるのが良いと思います。


Q: ホラリー占星術」(太玄社)にホラリーの目的はYES/NOに答えることと書かれています。それ以外の読み方は出来ないのでしょうか。

A: できます。問題はYES/NOを導くことが、言うほどに簡単ではないということです。また、チャート解釈では多彩な描き方がありますが、YES/NOだけは誤魔化すことができません。鑑定でYES/NOを導くことはチャート解釈の基盤になります。もしお客さまに聞かれたら、必ず答えを出さないといけませんし、YES/NOを答えられなければ、その他の解釈に耳を傾けてくれることもないでしょう。


Q: ホラリー占星術」(太玄社)に書かれていることを理解している必要はあるでしょうか。

A: いいえ。「ホラリー占星術」が難しいという方に向けた講座でもあります。ですから本をすべて理解している必要はありません。


Q: 古典ホラリーでも冥王星、海王星、天王星を使う人と、そうでない人がいる理由はありますか。

A: 個人の選択によるため、明確な理由を挙げることはできません。

古典占星術(伝統占星術)で外惑星を使う人は一定数います。たとえば「ホラリー占星術」(太玄社)の著者、ペトロス先生もそのひとりです。でも現代占星術とは大きな違いがひとつだけあります。外惑星を「サインのルーラー」として扱わず、ノード(ドラゴンヘッド/テイル)、恒星、アングル(ASC/DSC/MC/IC)など感受点のひとつとして扱います。たとえば、ペトロス先生は対人関係のホラリーチャートでASC/DSC軸に天王星がある時、ネガティブな表示と述べています。


お申込みは2023年12月10日(日)から開始。