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お知らせ

Q&A Q&A.13を追加しました。
動画「コンバストの読み方」を追加しました。
[更新日:2024年2月24日]

ダウンロードファイル

[更新日:2023年1月27日]
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正誤表

[更新日:2023年9月26日]

p.23 図版 金星は5ハウスのJOY 誤記)10ハウスの金星JOY
p.34 2行目 ファイノメナ ファイノメア
p.42 7行目 魚座・木星。 (魚座ルーラーの記載漏れ)
p.68 表1行目 ターム、フェイス タームフェイス
p.120 9行目 ターム、フェイス アセンダントは水星
p.209 そうした時はアンダーザビームの減衰(凶意)も弱まります。 ですから、そうした時はアンダーザビームではありません。
p.223 Hellenistic Astrology HelLenistic Astrology
p.223 Temples Of The Sky Temple Of The Sky

動画

ディグニティで吉凶を見分ける目安(04:19) 講座「自分の物語を紡ぐ占星術の使い方」から抜粋

コンバストの読み方(04:08) 講座「自分の物語を紡ぐ占星術の使い方」から抜粋

音声アーカイブ


予測占星術発売記念〜スペース夜話「予測占星術ってなんですか?」
第一夜 収録 2022年12月09日 22:00-23:00
モダン占星術の予測法ソーラー・アーク、セカンダリー・プログレッションの使い方について
ゲスト:かとうふみえさん

第二夜 収録 2022年12月10日 22:00-23:24
古典占星術の予測法と占いとの付き合い方から、電話占いの現場秘話まで
ゲスト:田中要一郎さん

Q&A 質問と答え

[更新日:2023年5月6日]


Q1. astro-seek.comとMorinus(モリナス)でプライマリー・ディレクションの計算結果が微妙にズレます。何故でしょう。

A1. プログラムで使われるアルゴリズム(計算方法)や天体暦の違いにより、結果が完全に一致しないことがあります。
[2022-12-22]


Q2. ハウスの意味が現代と違い、吉凶があったり、サインとの関連性(例:六室/乙女座、八室/蠍座)を重視しないのは何故でしょうか。

A2. ハウスとサインの意味を関連付ける記述は、17世紀の占星術師ウィリアム・リリーなどの著作に現れる様になりました。一方、ルネサンス期以前の占星術では、ハウスとサインの意味を別個に扱っていました。
さて、代表的な理由にはその出自の違いを挙げます。ハウスは日周運動で回転する天球を12分割することから生まれました。一方、サインの起源は黄道12星座です。12分割する点では同じですが、二つは発祥が異なる枠組みです。ハウスの枠組みが形成された時期に6-8-12ハウスは弱い(凶)という考え方も採用されました。これらのハウスがアセンダントとはアスペクト(メジャーアスペクト)しないためです。一方、天体が上昇、南中、下降する場所(アングル)は強いハウスとされました。そして、ハウスの番号は黄道12星座が日周運動で時計回りに回転し、アセンダントを通過する順序を表しています(つまり、サインの順序でつけられた番号ではありません)。
(参考情報:The Houses Temples of Sky, Deborah Houlding, The Wessex Astrologers Co.,LTD.)


[2022-12-22]


 

Q3. プライマリー・ディレクションで表示される時期に特筆する出来事がありません。

A3. プライマリー・ディレクションはピンポイントで年月日が表示される点で、他の予測方法よりも明瞭です。でも、こうした時期が必ずしも現実の出来事と同期するわけではありません。これは、いずれの予測方法においても同様です。
さて、出来事には大きく分けて二種類あると考えられます。出産、結婚、離婚、出会い、別れ、就職、転職、病気、ケガ、失敗、賞賛など記憶に残りやすく客観的にも明白な出来事。もう一つは感情、心情、思考内で起きる内的な変化や転機など、極めて主観的な出来事です。過去の体験と出来事は、客観/主観の両側面から捉える必要があると考えています。二つは必ずしも同時には起きません。また前者と後者のインパクトの大小も比例するとは限りません(たとえば、誰かのたったひと言が、大きな変化を与えることがあるように)。それを踏まえて「(p.100)過去の出来事」「あとがき」を参考にしてみてください。
[2022-12-22]


Q4. ディグニティやリセプションは、単にアスペクトを見るだけではないところが面白いです。その反面、ごちゃごちゃしてきて混乱します。慣れるしかないでしょうか。

A4. 文章だとすべて同時に解釈している様に読めるかも知れません。でも実際は、惑星同士の関係を時間をかけてひとつずつ読んでいます。人によってはかなり面倒臭い作業だと思います。

対策としては、一度に理解しようとしないことです。先ず、問いたいことをハウスで特定。その後、ハウスのルーラー、あるいは在室天体をひとつずつ見ていくことです。
これはパーティに参加して、ひとりひとりと話をするのに似ています。会場の雰囲気を楽しむだけなら、その必要はありません。もし特定の人について知りたいのであれば、やはり時間をかけて個別に話をする必要があります。
[2023-01-23]


Q5. 先の方がご質問されてました「出生図の天体の隆盛/減衰 吉意/凶意 何を優先すれば良いの?」 回答とてもわかりやすく、読む時に参考にさせていただいています 同様に、セカンダリープログレッションを読む時の優先順位について教えてください。

A5. あくまでも個人的な指標ですが、次の通りです。
1)出生天体と接近コンジャンクトするSP天体(次に接近メジャーアスペクト)
2)SPアセンダント、Lotの位置
3)出生アセンダント/MCに接近コンジャンクトするSP天体(次に接近メジャーアスペクト)
4)SP月の運行(サインイングレス、出生ライツとのアスペクト)
5)SP天体の留・逆行・順行の切り替わり時期
6)SP天体のコンバスト、カジミ、脱コンバスト
[2023-05-06]


Q6. 出生時間不明の方が、どうしても鑑定して欲しいと言われる場合 ハウスシステムは何をお使いになられますか?

A6. 正午のチャートを使いハウスは考慮しません。
また、下記のチャートを参考にすることがあります。この時はホールサインハウスとプラシダスを併用します。
・太陽南中時チャート
・日の出チャート
・日没チャート
・出生日の直前に起きた満月または新月(近い方)のチャート(古典占星術独特の方法です)
[2023-05-06]


Q7. A6.についての質問
太陽南中時チャート→仕事に関すること・日の出チャート→人生のスタート、全般 ・日没チャート→出会い/パートナーについて読むときにハウスも参照するということですか?

出生日の直前に起きた満月または新月(近い方)のチャート(古典占星術独特の方法です)→これは、何について読むのか想定できませんでした。

A7.
太陽南中時、日の出、日没チャートは、その日の天体の動きを把握するためです。ですから「南中→仕事」の様に特定の意味付けはしていません。

出生日直前の満月、新月チャート(誕生日に近い方)は出生図と関連すると言われています。また一般的にはSyzygy(シジギー)と呼ばれています。
[2023-05-19]


Q8. 古代ギリシャの占星術と古典占星術は同じですか? (中略)現代占星術と古典占星術の違いや、先生方によって言うことが異なり面白いと思うこともありますが、迷うことも多いです。人によって違うのだから、結局細かいことは意味がないのではないかと思うこともあります。

A8. 自分は便宜的にヘレニズム期から17世紀までを「古典占星術」、それよりも前を「古代占星術」、18世紀以降から現代を「近代占星術」と分けています。
そして「古典占星術」と一括りにしていますが、これも異なる時代と場所、つまりヘレニズム(古代ギリシャ)、ローマ、ペルシャ、アラビア、ルネサンス(欧州)でバージョンアップを繰り返しており、解釈やルールが細部で異なります。
ですから、占星術の講師がどの時代の誰の説を重視するか(あるいは誰の説が好きか、誰の本をよく読んでいるか)で、伝える内容は異なります。たとえば、僕自身は占星術へのアプローチの仕方はプトレマイオス(2世紀)、解釈や表現スタイルはマニリウス(1世紀)、思考方法はアブー・マーシャル(8-9世紀)が好きです。

さて、ご質問の件。
古いギリシャの占星術と、後にメジャーとなっていく古典占星術は同じではありません。メジャーな古典占星術とは、1世紀のマニリウス以降、または2世紀のプトレマイオスやヴァレンス以降の占星術を指していますが、興味深い事例をひとつ紹介します。

アスペクトの考え方の違い

紀元前110〜40年頃に活躍した天文学者ゲミノスは、天文学を目指す学徒向けに全18章で構成する「天文学序説(ファイノメナ)」を著しました。当時、バビロニアとエジプトから伝えられた占星術は、ある程度までギリシャ式に体系化されていたと考えられます。そして天文学者ゲミノスは第二章でアスペクトの解説をしています。以下はその抜粋です。

II 5 オポジションのサイン同士は、カルデア人によれば出生図内のシンパシー(共鳴)と関連するとされている。

II 5 Signs in opposition are considered by the Chaldeans in connection with sympathies in nativities.
[Geminos’s Introduction Phenomena 第二章 黄道サインとアスペクト(II. Aspects of the Zodiacal Signs)p.125]

II13 シンパシー(共鳴)はオポジション、トライン、スクウェアの3つで発生する。それ以外の角度で共鳴はない。しかし、論理的には最も近い位置にあるサインからの共鳴はあるべきだろう。なぜなら、各星の固有の力から生じる流出や発散は、何よりも近隣のサインを彩り、混ざり合うはずだからだ。

II13 Sympathies arise in three ways : in opposition, trine, and quartile: in any other separation there is no sympathy. And yet it would be logical that there be sympathies from the signs lying closest together; for the outpouring or emanation proceeding from the peculiar power of each star should most of all color and mix with the neighboring signs.
[同上p.129]

※シンパシー(共鳴)
英訳版の脚注:sympathies(シンパシー)。ギリシャの音楽理論で、共鳴によって共に振動する弦楽器に使われた。ギリシャ占星術では、シンパシーとは深く変わらぬ友情のこと。[同上p.125]

ゲミノスの記述と後の違い

オポジションは共鳴をもたらす(後に対立へと変わる)
アスペクトはオポジション、トライン、スクウェアのみ(セクスタイルの不在)
隣り合うサインも共鳴するはず(これ以降の占星術文献ではアバージョン)

天文現象をどの様に解釈するかは、何を前提にするかで変化するのでしょう。こうした事例では、占星術的解釈が言語の様に変化してきたことが想像できますし、現代占星術と古典占星術の違いも、同様の変容の一形態であることが見えてきます。ゲミノスはアスペクトに含めていませんが、論理的には隣り合うサインは共鳴するはずと述べています。これは現代占星術で採用するセミセクスタイル(30°)ですから、彼なら「サインが隣り合っているのなら、セミセクスタイルも理屈どおりアスペクトだよ」と言うかも知れません。もっとも、ゲミノスが占星術的解釈を残したからと言って、それが当時の共通見解であったのかは分かりません。それでも「ファイノメナ」には、当時最新の天文学、蝕を含む太陽や月の運動、恒星の動き、惑星の動き、農耕や祭式で大切だったヒライアカル・ライジングの星表が解説されており、天文学理論と占星学理論が同等に扱われていたことが分かります。アスペクトの章には、他にも後世と異なる占星術的定義が書かれています。たとえば、ゲミノスはアスペクトのひとつに「シジギー、Syzygy(kata suzugian)」を挙げています。でも、それは後に古典占星術で使われる「生まれる直前の新月/満月」ではありません。むしろ後の「アンティシャ(antiscia/antiskian)」に相当する考え方です(これも少し異なるのですが)。

いずれにせよ、占星術は天に現れた現象を人が解釈、定義づけすることで発展しました。ですから勿論、時代や文化で変化します。そうであるなら、なんでもありでいいじゃないの?と考えるか、一定の方向性や前提に意味を置くべきと考えるかは各人に委ねられているのでしょう。
ある時期、自分も時代や人によって違うのだから、細かいルールには意味がないと考えたことがあります。でも、それぞれの時代や人が何を前提にしているかを考えた時、一定の規則性と方向性が正しい占断へと導くことも学びました。表面的なルールや解釈の違いは、なぜそれを選ぶのか、という点が大切です。また、そうしたことを捉える上で、星々や天球運動の理解は占星術の支柱となるでしょう。解釈は変化しますが、星々の光の変化や運動法則は不変だからです。
[2023-05-20]


Q9. p.23図の内側の惑星記号はなんでしょうか。

A9. ハウスのルーラーとジョイです
内側:ハウスのルーラー(1ハウスから土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月の順序で並びます)
※ 各惑星は該当するハウスで強化されると考えます。
外側:ジョイ(JOY・ハウスのルーラーよりも強力に作用すると筆者は考えています)
※ 金星は10ハウスのジョイとしてマニリウスの著作に書かれていますが、本書の10ハウスに記載された金星は誤記です。
[2023-07-25]


Q10. p.196に「ディグニティ表は続けて使えばどれを使っても機能する」とありますが、出典はあるでしょうか。私はトレミーからエジプシャンタームに乗り換えたばかりですが、乗り換えると良くないということでしょうか。

A10. 出典はありません。あくまでも著者の考えです。また乗り換えも構わないと思います。ただ、異なるターム表を短期間で換えるのはお薦めしません。
本件、一方向の説明ですと誤解を含む可能性があるため、根拠とする考え方を述べる機会を講座などで別途設けます。
[2023-07-25]


Q11. プロフェクションのどこを読むかで、ハウスに在室する天体とハウス対向の天体とありますが、55ページのチャートにもし7ハウスに土星がなかった場合は木星をみるのでしょうか? それともあくまでこれは、アスペクトがあって初めて発動するモノですか?

A11. 対向ハウスに在室天体がある時だけ見てください。仰る通り、この読み方の発動条件はオポジションです。
[2023-07-25]


Q12. 進行図で(転職など)新しい仕事を見るとき職業の10室と契約の7室どちらが大切でしょうか。

A12. 新しい仕事は相手会社との契約から始まります。ですから、筆者はそのタイミングを7室で読みます。10室はすでに契約している仕事、上司や所属している部署や会社との関係性、仕事の成果を読む時に重用します。
[2023-07-25]


Q13. 天体の状態について
例えばプロフェクション年間ロード木星がソーラーレボリューション図のどこにあるかを見る時。木星の状態(ディグニティなど)はプロフェクションのものをそのまま当てはめてみますか?それともSR図の木星の状態を採用してSR図を読みますか?(またはどちらも考慮)
プロフェクション年間ロードとSR図内の年間ロードの状態の差が大きかったのでご質問させていただきました

A13. 原則、出生図の天体を「根っこ」と考え、出生図の状態を優先して読みます。
ただし、SR図の木星は後天的な状態として考慮します。個人的には7(出生図):3(SR図)くらいの比重で考えています。
たとえば、出生図の天体がデトリメントで12ハウスにあり、SR図はドミサイルでアングルにあるのなら、その年の木星の状態は良いはずです。
[2024-02-24]


以下の質問は講座「自分の物語を紡ぐ占星術の使い方」に寄せられた質問とその答えです。本書に関わる質問を抜粋して掲載します。


Q. 出生時間のわからない方の場合は、プロフェクションは無効でしょうか。

A. はい。古典占星術の技法の多くは出生時間に依存します。
[2023-02-21]


Q. 出生図のリセプションは生涯続いていくものとして 考えればよいでしょうか?

A. はい。原則として、その様に考えています。
[2023-02-21]


Q. エジプシャンターム・ディグニティー表は数をこなせば覚えられるでしょうか。覚えかたにコツがありましたら教えてください。

A. よほど記憶力に自信がある人、暗記が好きな人以外は憶える必要はありません。少なくとも自分は憶えていません。また間違えるといけないので、必ず表を見てください。
[2023-02-21]


Q. プロフェクションや進行図の天体の吉意、凶意(警報)の判別が難しく手間取っています。 吉意と凶意を見分ける方法をご教示いただけるととても嬉しいです。(同様のお問合せを他にもいただきました)

A. 『完全マスター 予測占星術』では、吉凶判別での点数のつけ方を説明しませんでした。点数制は分かりやすい反面、算数で吉凶を求める危うさと誤解を生む可能性があるためです。ですが、吉凶の判別方法を少しでも明瞭にするため、どのレベルの吉意・凶意を重視しているかについて別表をつくりました。ただし、これは「あくまでも」著者が独自に決めている基準という点に留意してください。

[Lv1]を重視し、次に[Lv2]の判別をします。このふたつが判別の50〜70%を占めることが多く、[Lv3][Lv4]が[Lv1][Lv2]で得た判別を超えることは普通はありません。[Lv5]は少し特殊で、惑星の意味づけを装飾する働きとして読み、他とは分けて考えます。
[2023-02-21]


Q. 古典占星術が体系化された時代には場所移動という概念はなかったものと想像します。現代において古典占星術を活用するにあたって、場所移動図は適用可能でしょうか。

A. ご質問にある通り、場所を変えて出生図等を見る「リロケーション・チャート」の考え方は古典占星術にはありません。どこにいても出生図を使用します。また現代での適用については個人の判断に任されています。

個人的には、もう少し占星術のことが分かってきたら統合を考えるかも知れませんが、成り立ちや考え方が異なる占いを混ぜて使うことには慎重です。
そのため、古典占星術の作法で読む時は必ず出生図を基準とし、現代占星術の作法、たとえばアストロ・カート・グラフィーを見る場合は、リロケーション・チャートを使っています。
[2023-02-21]


Q. ホロスコープにアスペクト線を出さないのは何故でしょうか。

A. アスペクト線は便利な反面、チャートを固定化して見せることがあるからです。

自分は惑星を常に動いているものとしてホロスコープチャートを見ます(実際、惑星は常に動いています)。たとえば、ふたつの惑星がアスペクトを完成させる様に見えて、実は暫くすると逆行を始めてアスペクトは完成しないかも知れません。アスペクト線があると、この感覚が薄れてアスペクトを固定化して見てしまうことがあります。
[2023-02-21]


Q. 書籍の中でプロフェクションではプロフェクションの該当する年齢のハウスから誕生月を順番に振り、太陽回帰図は「太陽回帰図のアセンダントを誕生月に見立てて十二サインに月を振る」とあります。プロフェクションと太陽回帰図の見方がごちゃごちゃして理解が難しいです。プロフェクションから順に見ていくというのはわかるのですが、月運はどのように見ればよいのでしょうか?(どのように関連付けていけばよいのでしょうか?)

A. 読み方のガイドライン

著者はアブー・マーシャルが述べる、プロフェクションを優先する方法を基本としています。
そして、プロフェクションで見る月運を基本(レベル1)、太陽回帰図の月運は詳細(レベル2)とします。
つまり、大枠をプロフェクションで捉え、何か特定の出来事を調べる際に太陽回帰図を用います。また、「問い」無しで二つを同時に見ますと、大抵は意味が分からなくなります。ですから、太陽回帰図を見る際には必ず「何を知りたいのか」「何を調べようとしているのか」を明確にすることが必要です。(参照ページ p16)
ぜひトライしてみてください!

プロフェクションと太陽回帰図で月運を読む時の共通点は、両者ともに誕生月を「その年のアセンダント」に置くという点です。(プロフェクションは約2時間の天球の回転を1年とみなします。そして各年齢でアセンダントとなるハウスをその年のプロフェクション・ハウスとし、同時に月運を読む際の誕生月とします)
[2023-02-23]


Q. (p.36)火星は夜の凶星、土星は昼の凶星とあります。なぜ火星は昼チャート、土星は夜チャートで凶意が高くなるのでしょうか。火星が夜の凶星なら、夜チャートで凶意が高くなるのではないでしょうか。

A. 確かに混乱しますね。惑星の「昼夜属性」は、シンプルに昼型の人、夜型の人を思い浮かべてください。

火星は夜の凶星です(つまり夜型)。でも、昼生まれの時に凶意が高まります。
それは、昼が火星にとって本来の属性と反対の場所だからです
夜型なので日中いまひとつ調子が出ないのです。
一方、土星は昼型なので夜の調子がいまいちです。
[2023-03-23]

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お答えできるご質問には本ページで回答します。

図版資料改変履歴

2023-01-27
p.9 ハウス象意図 10ハウスから金星JOYを削除
2022-12-22
水星、金星平均速度の修正

発行日 ・・・ 2022年12月25日
著 者 ・・・・皆川 剛志
編 集 ・・・・初鹿野 剛
本文DTP ・・ Office DIMMI
イラスト・・ Charapla Inc.
装 幀 ・・・・福田 和雄(FUKUDA DESIGN)
発行者 ・・・ 今井 博揮
発行所 ・・・ 株式会社太玄社
発売所 ・・・ 株式会社ナチュラルスピリット
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-2 高橋ビル2階
印刷所 ・・・ 中央精版印刷株式会社

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