ホラリー実占のとっかかり2023

5つのポイントを押さえると、ホラリーチャートは驚くほど明瞭になる

授業の目的は「実占のとっかかり」を掴むことです。
占星術のもう一つの扉を開けましょう。

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日時:4月1日(土)、4月8日(土)各回2時間
費用:35,000円
定員:10名
形式:オンライン(zoom)またはアーカイブ
復習:ディスコード(チャットシステム)上の30日間フォローアップ
特典:「ホラリー超入門〜ホラリーの必須知識」動画(90分)
優待:2022年10月26日「ホラリー超入門」受講者優待あり

申込:3月5日(日)〜3月18日(土)お申込みはこちらへ

Q&Aを更新しました。[更新日:2023-3-1]

吉凶判断から判定へ〜答えを導く手順

古典ホラリーは吉凶判断を最終判定の道具として使い、質問への答えを導きます。
この段階で直感やイメージ力は不要。
手順に従い惑星達の力や状態で吉凶を読んでいきます。

ここは、モダン占星術、特に心理占星術に親しんだ方からすると
違和感を感じるところかも知れません。
たとえば個人の精神的成長を占う際には吉凶や判定は不要、
あるいは邪魔になることさえあるからです。

ホラリー占星術にも相手の心理状態や、質問を取り巻く状況を読む方法がありますが、
この短期集中授業では「鑑定で質問された内容が成就するか」を導く手順とその習得に集中します。

なぜなら、多くの入門者が最初の段階である「どの星を選ぶのか
また「何を基準に吉凶を読むのか」で迷い、あきらめてしまうからです。
そのため、この授業では受講した全員が「とっかかりを掴む」ことを目標としました。
とっかかりを掴む最良の方法は、チャートが質問の成就を肯定しているかを判別できる様になることです。

教え方

講師が実際に鑑定で使う方法に要点を絞りお伝えします。
「実占のとっかかり」を掴んでいただくことが授業の目的です。
一方で歴史的な背景や誰々の説といった解説は最小限です。
また、講師がQHPディプロマ(英国で最も歴史の長いホラリー講座のひとつ)を修了していることから、QHPで教える要素もカリキュラムに入ります。
二回の授業終了後のフォローには、グループ・チャットシステム(ディスコード)を使用します。ここでは30日間、授業で習ったこと、自分でつくったチャートについて質問ができます。

「ホラリー実占のとっかかり」で習得する5つのポイント

① 表示星の選択(質問に応じた惑星の選び方)
② 表示星の力の読み方
③ アスペクトと友好度の読み方
④ 障害(凶意)と助力(吉意)の読み方
⑤ 主要表示星と直近アスペクト

5つのポイント完全習得は、以降の独習と実占で必ず強い味方となります。

受講者の声

第1期、第2期(2022年10月、2023年4月)に参加された皆さまの声を紹介します。


講座設計と焦点が明確だったので、安心して受講できました。シンプルな切り分けなので、講座後の反復練習へのハードルが、グンと下がると思いました。
テクニックコレクターでない限り、必要十分な内容だと思います。もし今後、他の要素(今日のアルムーテンや恒星など)も組み入れた次の段階のホラリー講座や、ケースワークなどがあれば、またぜひ参加したいと思っています。ありがとうございました。


ホラリーはYES/NOの他にも使い方はあるけど、この授業では成就判定にだけ集中すると聞いて安心して受けることができました。事前に見せていただいた「超入門」の動画では、モダンとの違いやホラリーの必須知識がとても役に立ちました。短期間授業だったので習得出来るか心配がありましたが、判断基準が前よりもずっとよく分かるようになりました。続編を楽しみにしています。


ホラリーの基礎を学んだものの勉強会に参加する勇気が出ず、かと言って一人で学ぶのには限界を感じ、基礎知識から実際にチャートを読むまでのところで止まってしまっていました。
今回の講座ではどのように進んで行ったら良いのかがわかり、またチャレンジしてみよう、という気持ちになりました。たくさんあるルールの中でまずはここを、というところを提示していただけてかなり考えやすくなりました。今日の講座でホラリーに尋ねる問いが無くても慣れていく方法を教えていただけたのでやってみたいと思います。続きの講座がありましたらぜひ参加させていただきたいです。
ありがとうございました!


これまで独学だったので、チャートを立ててみたものの明確な判定を出せず、結果が出てから見直そう…とチャートを溜めてしまうことが多かったのですが、講座を受けたことで、「これなら明確な判定までたどりつけそうだ」という気持ちになれました。(勿論もっと勉強と実践が必要なことは承知していますが…^^)
事前の資料、講座資料もとても見やすく、講座のゴールも明確でとても取り組みやすかったです。ディスコードがあるのも心強いです。ありがとうございました。


ビデオ視聴できるのでとても助かっています。また、後日に質問ができるのもとてもありがたいです。また、ターンのことも話題にしていただき嬉しかったです。ぐら先生のご意見や他の方のやり方も聞くことができてとても勉強になりました。2日間とも充実した内容で、非常にわかりやすい説明でした。受講して本当に良かったです。続きの講義があればぜひ受講させていただきたいです。ありがとうございました。


実践 実占から学ぶことが多いので、一緒に解き進めてもらえるのは勉強になります。
といっても両日ともアーカイブでしたが…
今更ながら古典伝統的占星術の違いも理解しました。


資料がとても分かりやすかったです。リアル参加できず動画受講になってしまいましたが、discord内のやり取りが濃く嬉しい悲鳴!今はまとまった時間が取れないので、後からじっくり考えます。フォローアップがあるのも嬉しいです。今更ながら古典と伝統的占星術の違いも理解しました。


事例として、お客様からよく相談されそうな質問と、自分でも占いたいこと(いつ届くかは知りたいです)があげられていて、すぐにでも使えそうという気になってしまいました😆
ディグニティはあの男性の写真でとってもイメージしやすかったです🤣。それから、ゲージでの表示も、強弱の捉え方としてのイメージがしやすかったです。
スライドは見やすかったです。資料にも図があって見やすいし、わかりやすくまとまっているので、復習やチャートを読む練習するときに使いやすそうです。
事前の準備講座も含めて、初心者にもわかりやすい授業でした。スタディサプリ並!!
吉星が主要表示星じゃない場合は、例えトラインを組んでいたとしても質問が成就するとは限らない、にかなり衝撃を受けました。。“とっかかり”とはいえ、大事なポイントがぎゅぎゅっと詰まった、「全部テストに出ますー」みたいな授業でとても有意義でした!
ぐら先生どうもありがとうございました😊

質問と答え

授業やディスコードでいただいた質問とその答えを紹介します。


Q: 古典ホラリーとモダンホラリーの違いはなんでしょうか。

A: 本講座では七天体、ディグニティ、リセプションに従うことをひとつの線引きとしています。理由はこの三つがモダン占星術で使われていない様式だからです。

でも、厳密な線引きは難しいです。実は古典ホラリーでさえ、アラビア期とルネサンス期では違いがあります。また現代においても、古典ホラリーのルールを使用しつつ現代風にアレンジする人もいれば、ルネサンス期のホラリー様式に厳格に従う人など様々です。実際のところは、占星術家によってその定義は異なると考えるのが良いと思います。


Q: ホラリー占星術」(太玄社)にホラリーの目的はYES/NOに答えることと書かれています。それ以外の読み方は出来ないのでしょうか。

A: できます。(ここはペトロス先生の方針と異なります)問題はYES/NOを導くことが、言うほどに簡単ではないということです。また、チャート解釈では多彩な描き方がありますが、YES/NOだけは誤魔化すことができません。そして時々誤魔化されます。また鑑定ではYES/NOを導くことがチャート解釈の基盤になります。もしお客さまに聞かれたら、必ず答えを出さないといけませんし、YES/NOを答えられなければ、その他の解釈に耳を傾けてくれることもないでしょう。
自分はペトロス先生の指針全てに従う優秀な生徒ではないかも知れません。でも明瞭にYES/NOを導く大切さについては何も疑いがありません。


Q: 「ホラリー占星術」に書かれていることを理解している必要はあるでしょうか。

A: いいえ。「ホラリー占星術」が難しいという方に向けた講座でもあります。ですから本を理解している必要はありません。


Q: ディスコード(チャットシステム)とはなんでしょうか。

A: ディスコード(http://discord.com/)は、秘匿性の高いチャットシステムです。本講座専用チャットルームを30日開設し、受講者の疑問へのフォローアップをします。また参加は自由で、本名を明かす必要もありません。第1期では半数の方が参加し、活発な質疑がありました。開講時にアクセス方法をお知らせします。


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